ラダック叡智の学び コクリエーション・ツアー
ラダックの砂漠にパギールという身体障害者の施設がある。
パギールの設立者は、非常に素晴らしいクリアーなビジョンを持っている。
身体的には下半身が不自由なのだが、
彼の発想は、素晴らしく、
そこで生まれる作品は非常にクリエイティブで、企業も注目している〜〜〜
そんな お話を000グローバル・ビジョンの児島さんから伺っていた。
パギールって、いったいどんなところだろう。。。
パギールに 着きました!
あら〜、きれいで、素敵な建物!
中に入ると、皆さんで作られた
主に布を使ったオリジナル作品が棚にずらりと並べられていて、
私たち女性は「かわいい〜!」「これ、売っているんですか?」
わ〜い!と歓声をあげる。
設立者(集合写真、中央)の お話を伺う。
生まれてきたからには、
社会の一員として働きたい、役に立ちたいという
強い思いから、勇気を奮って行動を起こした結果、
手助けしてくださる方が、地元からも
インドからも来て、
今では、建物も立ち、
マーケットで はぎれをもらってきて、
それを 彼らのセンスで、ステキなグッズをデザイン、制作、販売している。
これは、カラフルなカーテン。
一枚、一枚、違う布を縫い合わせて作られている。
パギールの商品のタグには、
こんなことが書かれている。
パギールのメンバーのほとんどは、
「多様な才能(differently abled)を持つ人々」です。
パギールは、偏見のない、多様性を受け入れる社会を作ることを目的としています。
環境への配慮とリサイクルが大切なことであると捉え、
不要になった紙や布などを使い製品を作っています。
あなたの選択で、より良い社会を作ることが可能になります。
何て素晴らしいんだろう!
私たちは、みんな、多様な才能を持つ人たちーー
これで どれだけみんな肩から、すーっと力が抜けて
ホッとすることだろう。
自分に優しくなれる。
当然、他人に優しくなれる。
助け合う喜びが広がる。
パギールには、笑顔があふれていた。
自ら動こうとする意思と
それを支えることを楽しんでいる人たちがいた。
未来へのビジョンがあり
瞳がキラキラ、輝いていた。
私たちは
ホッとして、元気になって、うれしくなって、
その場から なかなか立ち去れなかった。