2018年4月1日*種子法が廃止されます。
*種子法~コメや麦、大豆といった主要作物について、優良な種子の安定的な生産と普及を “国が果たすべき役割”と定めている法律。 必要な予算の手当などは国が責任を持って担ってきた。
私たちの命を支えてくれている種たちのことを、もっと学ぼうと、
映画と在来野菜をいただくイベントに参加してきました。
2月18日 三鷹の”enchanté de connect”さん主催
場所は、武蔵野市のMIDOLINOさん
最初に「よみがえりのレシピ」というドキュメンタリー映画を見せていただきました。
全編から「ゆたかさ」があふれ出てくる それはそれは美しい日本の映画でした。

きびしくも豊かな自然の中に生まれた種たちを
人々は大切に受け継ぎ、育み、営々と次の世代へと継承してきた。
その種たちを受け取る土壌が消えるかに見える今、
*
それぞれの分野でそれぞれ人が
気概を持って心の奥で守り続けてきた○
ほんもののタネたちが 出会った○
そして、つながった○
*
*
「よみがえりのレシピ」
人々がその斬新な組み合わせに目を丸くし、
その美味しさに舌鼓を打つ
誰に言われなくても、在来種の種を守り続けてきた女性、
自分の中にある ほんもののタネを守り、育て続けてきた人々の
タネたちが出会って 可能になったレシピ。
よろこびの出会いは映画になり、
よろこびの輪を広げていく。
映画全編から にじみ出るような 「ゆたかさ」 が
観ている みんなの生命の中にもよみがえった。
地球の中で「ゆたかに」暮らすことは、
こんなに心が和み温まることなんだ。
それぞれの分野のほんもののタネたちが、出会い、つながった
ライフ・コラボレーションに心動かされ、図を描いてみました。

この互いを活かし合う よろこびの環は、若い後継者をも含め次第に大きくなっているそうです。
うれしいですね♪
当日は主催者の”enchanté de connect”さんから渡辺智史監督が紹介されました。
そして、ボランティアさんたちによる在来種の野菜を使った美味しいお料理をいただきました。

それぞれの気候風土の中で生きてきた わたしたち。
それぞれの気候風土からの贈(送)り物として
先人の智慧とたゆまぬ努力で実ったタネたち。
それを いとし子のように引き継いできた人達。
その土地、その土地で生命をつないできてくれた多種多様なタネたちは、
人々とともに文化をも開花させた
いつまでも伝えたい みんなの大切な宝もの。
現時点では、法の上でも みんなの生命を支える文化財として
保護していく必要性を観じています。
みんなの ゆたかな未来のために。